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令和3年(2021年)の8月9日、気仙沼大島の亀山にて
2011年の3月11日から、11年が経ちました。
11という節目に、思う事。
やっぱり、
『 気仙沼線は鉄路が1番11(いい)という真実』
です。
三陸自動車道が全通してから、1年以上が経過しました。
従来に比べて利便性が高まった現状は、本当に有難いと思っております。
しかし、逆に言えば、三陸道は気仙沼線の代替には成り得ないという事実も露呈させてくれました。
何故か理由は分かりませんが、
しょっちゅう、通行止めになる三陸道。
特にこの冬は、3日に1回は何処か通行止めになっているイメージでした。
その影響は一般道へ降りる車の渋滞によって、
どんどん予定を狂わせていきます。
仙台~気仙沼間の高速バスも、メインルートが三陸道へ切り替わる中で、やっぱり定時制に過度な期待は出来ない事を示してくれたと私は思っています。
『速く、時間通りに、快適な旅を。』
気仙沼線が持っていたコンセプトに、
おかえりと声を掛ける日を、
これからも待ち続けていきます。
・・・そもそも、これは全ての鉄道沿線自治体の皆様に言えると思いますが、東京等といった都会に住む人は、車で物事を考えません。免許は無い、又はペーパードライバーである方が多数を占めてる為です。
地方が車社会、それ故にこの現実を見落としている様に感じます。
車でないと行けない不利な条件は、
訪問場所選択として劣後です。
函館本線の山線問題も、大糸線の南小谷以北の問題も、もちろん気仙沼線の鉄路復旧が必要な理由も、これをきちんと考慮して考えて欲しいと思っています。
(因みに筆者は大糸線が無ければ一生、糸魚川の観光には行かなかったと思うし、函館本線の山線が無くなれば、ニセコ町等へも永遠に行かないでしょう)
・・ロシアによる侵略戦争のせいで、原油高の時代へ入りそうです。
そして中国も、もし便乗して台湾へ侵攻すれば、さらにヤバい時代に突入するかもです。
ウクライナでは避難ルートとして、鉄道が大いに貢献しているとも聞いております。
これを機に、もう一度、
公共交通機関の価値を見直すべきではないでしょうか。
「おかえり、ヘイワ」と後世に呼ばれない事を信じて。
筆者
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