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気仙沼線の必要性を訴えるブログ

このブログは廃線の可能性が示唆されている気仙沼線について、鉄路による復旧を心の底から願っているある利用者が、存続を訴えていくブログです。 利用者として見てきた私の視点から、気仙沼線の必要性について記していきます。 少しでも鉄路による復旧の理解に繋がれば、嬉しく思います。 管理者

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東日本大震災から10年を迎えて

先の震災から、今日で10年となりました。
改めまして、東日本大震災で被災した皆様に、深くお見舞い申し上げます。

私自身も被災し、様々な影響を受けた出来事でした。
きっとここまでの経験は、風化せずに一生、溶け込んでいくのだと思っています。

この時節となりますと、やはり震災関連の記事が多く目立ちます。
その中にはもちろん、気仙沼線の内容も含まれておりました。

『震災を契機に鉄路を諦め、バス転換』とか『BRTでも利便性に差異はない』といった記事を目にする度に、居た堪れない気持ちになっています。

このブログでは『BRTでも利便性に差異はない』という点を、全否定してきました。その事実は今でも、変わる事はありません。

また『震災を契機に鉄路を諦め、バス転換』というのも、全否定致します。


もちろん、これまでブログで記させて頂いた通り、専用道の造り方からも証明出来るのですが・・・。きちんと自治体も態度で、これを示している事もお伝えしたいのです。


気仙沼市はJRとのBRT同意書に「鉄路での復活の可能性を今後も残すこと」を確認しました。

また南三陸町議会では、去年、町長より「快速南三陸号の復活を目指したい」との発言がなされております。

そして両自治体とも、議会にて「JR気仙沼線の鉄道事業廃止届撤回に関する陳情書」を、令和元年(2019年)末に可決しました。

4年前、大船渡市長が「大船渡線鉄路復旧については再考はありません」と公言した事がありました。自治体が諦めているなら、それが正しい理です。気仙沼線の沿線自治体では明らかに、大船渡市とは真逆の姿勢が貫かれています。

もちろん、何度も言いますが、だからと言って直ちに鉄路復旧がなされる環境ではないです。

ですが鉄路を待っている皆様に、「気仙沼線はまだ希望はあるんだよ!」と改めて伝えさせて頂ければ、嬉しく思っています。

BRTの赤バスを見る度に、すぐに震災の事を思い出します。
思い出してばかりだと辛いので、早く鉄道に戻してくれないかなぁ・・・。

次の10年も出来る事をしながら、しっかりと見守っていきたいと思っています。

筆者
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プロフィール

HN:
saiwaityouandkawabata
性別:
非公開

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