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気仙沼線の必要性を訴えるブログ

このブログは廃線の可能性が示唆されている気仙沼線について、鉄路による復旧を心の底から願っているある利用者が、存続を訴えていくブログです。 利用者として見てきた私の視点から、気仙沼線の必要性について記していきます。 少しでも鉄路による復旧の理解に繋がれば、嬉しく思います。 管理者

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速報:気仙沼~仙台間の、直通快速列車が運転決定!!

・・・まあ速報と言いつつ、10日以上前の情報なのですが。
忙しくて更新を怠っていた事をまず、お詫び致します。


ですが・・・、やっと来ましたね。
本当に、やっと。
期間限定の臨時運転ではありますが、本当に、嬉しい。



この度、仙台~気仙沼間に、直通快速列車が運転される事が決定した旨、皆様にお知らせ致します。



気仙沼~仙台間に於ける、直通快速列車の運転について(JRの発表)

気仙沼~仙台間に於ける、直通快速列車の運転について(気仙沼市の発表)

(各々リンク切れはご了承下さい)


もちろん中身については、色々言いたいことはあります。

「なんで3時間もかかるんだ?」とか、

「一ノ関や小牛田は停めても良いんじゃね?、っていうか一ノ関はスイッチバックするから絶対停まるじゃん!!」
とか、まぁ色々・・・。

ですが、まずは乗ってみないと!!

今回はスケジュールが合いそうなので、利用させて頂きます!!!
乗車した上で、気仙沼線の快速列車代替になりうるかどうかを勘案しながら、ブログにて報告させて頂ければと思っております。




・・・かつて仙台と気仙沼は、快速南三陸という列車にて結ばれていました。

車よりも速く、高速バスよりも快適に両区間を結んでいたこの列車は間違いなく、仙台から遠い気仙沼という場所を近づけてくれた存在でした。多くの利用者で賑わっていた光景を今でも、私は忘れる事が出来ません・・・。

気仙沼線の鉄路復旧への道を閉ざすという事は即ち、気仙沼を仙台から遠ざける事を意味する。

だからこそ、永遠にそのままという事だけは、絶対に避けなければいけない。

この列車が運転される事、まずは喜びたいです。

希望ある未来方面へ、出発してくれる事を願っています。

筆者
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速報:いよいよ、その時がやって参ります・・・

まだ正式発表されてませんので、同線は保留扱いです。
しかし・・・

3月18日,河北新報記事

私のブログでは、まだ記せません。リンク切れでしたら、何卒ご了承下さい。
やはり志津川の動きは遅すぎたか・・・。

今月中には、全てが決まる事でしょう。
ですがこれだけの記事では、まだ利用者としてコメントが出来る段階にはありません。
今月中に行われる菅原市長の記者会見が、「その時」です。

何処で合意したか、その詳細内容が未来を決める事になるでしょう。



静かに、その時を待ち続けます・・・。
                                        by利用者


特別編⑤:気仙沼線沿線自治体首長会議

こんなに待たせて、そんな馬鹿な答えしかでないのか。
正直、失望の一言に尽きる。今日ほど、国に憤りを感じた日もないだろう。

昨日、1年4ヶ月ぶりに復興調整会議を格上げした気仙沼線沿線自治体首長会議が開かれました。
この情報を知った時、私は「ようやく動き出したか!!」と期待を致しました。
私はてっきり「移設費用の一部負担の表明」を国は為さる筈だと思っていたのですが、それが蓋を開けてみれば・・・、

少々の私情をお許し下さい。

最低ですね、国は・・・。税金払うのも愚かしい位に!!

「JR東日本は黒字なので支援は出来ません」って。1年4ヶ月も待たせて、解答がそれって・・・。
政府の人達は被災状況を見てないのでしょうか。いくら旧国鉄とはいえ、JRだけに全て負担を押し付ける考え方は、常識的に無理があると感じないのでしょうか。

あーっ、それとも気仙沼線がJR北海道なら支援していたのですか。そうですか、それは残念だなぁ、ははは・・・
        ・・・ふざけるなよっ!!

私は今日まで、気仙沼線の必要性をこの場を通して訴えて参りました。しかし国の愚考に、心が傷む気持ちでいっぱいであります。・・・恐らく気仙沼線を見るたびに乗るたびに、国のこの被災地切捨て方針を思い出して、一生やるせない気持ちを抱えていく事になるんでしょうね。



7月末に次の沿線自治体首長会議が開かれます。JRが今後の方針を示すそうです。
気仙沼線が鉄路として生き残る道は・・・

①国がやはり移設費用の一部負担を表明して、自治体と費用を協議
②山田線のように現状復旧して、第三セクターとして宮城県が運営する

の2択が有力じゃないでしょうか。私個人としては断然、第三セクターでも鉄路復旧希望ですが、それは自治体が決める事です。

因みに第三の選択肢として、上下分離式として復旧させる方法もある気がします。
下部を自治体が管理するなら、復興予算が使えるはずですよね。まだ諦めるのは早いはずです!!


最後に次の章に、私が以前、国土交通省宛に出した「気仙沼線に関する陳情書」を掲載します。

個人情報を全部明記した上で、提出したものです。少しでも気仙沼線の鉄路復旧に理解が得られれば、それほど嬉しい事はありません。

筆者

特別編④:BRT前谷地延伸を考える


キハ48系、お世話になりました。沢山の思い出を有難うございました。

初めにブログを放置してます事、まずお詫び申し上げます。

いやはや、まさかこうなるとは・・・、ちょっと考えの及ばない処でありました。

昨日(4月23日)、
JRが柳津~前谷地間のBRTの運転延伸を行う旨を発表
しました。

今回はこれをどう捉えるか・・・、利用者として私の見解を示します。
参考程度にご覧頂ければ、幸いかと存じます。


まずは素直に利用者として言わせて頂くとするならば、確かに延伸は嬉しい限りでありました。

ポイントはやはり、柳津~前谷地間の運転本数が増える事です。気仙沼線を長距離利用する私にとって、これは助かりました。前谷地の列車接続も、ある程度は加味されたダイヤになってますので、利用者としてJRに御礼を申し上げたく思っています。


しかしここで考えねばならないのが、JRの思惑です。
誰もが「これは前谷地~柳津間も含めた、気仙沼線の全線BRT化の布石ではないか」と疑うのではないでしょうか?

先に私の見解の結論を述べましょう。9割以上の確立でいや、それはないと考えています。仮にその話が出るとしたら、国が気仙沼線の復旧に対して公的支援を断念した時に、そこで初めて行われる事案になるだろうと思います。
しかしながら、今はそのような空気は無いと私は判断します。何故なら現状ではマイナスの流れ(BRTで良い)を垣間見る事が出来ていないからです。

私は気仙沼線の復旧に関係する動きを常に注視してきました。
気仙沼市や宮城県議会での動き、そして国会での気仙沼線に関する太田国交相の答弁等。これらの流れを見ている限り、気仙沼線の鉄路復旧を反故する動きは無いように感じます。寧ろ太田国交相が「掛かり増しの費用負担につきましては、関係者間で議論を進める必要がある」とお話になっている事から、少なくとも黒字であるJRに対して「公的支援は検討出来る」と公言されているのです。実際、山田線は三陸鉄道としての復旧とはいえ、70億の公的支援を受ける運びになっていますから、気仙沼線もその対象としては成り得ると私は考えています。
故に後になって「いやBRTがあるので、線路は要りません」と後ろ向きな発言が出れば、それは国の対応として最悪過ぎる事です。最低でも、気仙沼線は公的支援を受けられる立ち位置にあると確信している次第です。

沿線自治体は鉄路復旧を希望、民意も河北新報の記事から鑑みて鉄路復旧を希望、それに関連して県議会や国会でも鉄路復旧に対する質問が出ており、国が「支援検討の意志を示し、その在り方について議論したい」と述べました。実際、山田線は支援する形となっています。

はい、ここにきて、「ではBRTで本復旧にしましょう」なんて馬鹿な話は、まず無いはずでしょう!!


だって今は公的支援の在り方について検討している段階なのですから。


鉄路復旧に向けてどうするかで物事が進んでいるならば、自治体と民意がBRT継続に傾かない限り、そのスタンスは変わらないと私は考えています。議論がようやく動き出しているにも関わらずここでBRT本復旧への布石を示すだなんて、正直有り得ません!!


そもそもJRは「400億の公的支援があれば復旧します」と自ら約束しました。ですので今
取り組むべき課題とは復旧費用の解決なんです。
国がいくら支援して、自治体はいくら負担して、只見線のように復旧募金活動をして・・・、こういう議論や交渉をしていく時期なんです。これさえ解決すれば、JRは復旧すると言っているんです。


だからJRは、公的支援を頂いたら鉄路復旧しないといけません。

自分で言っておいて「やっぱり気仙沼線は赤字だから復旧しません」なんて、そんな可笑しな理論が今更通るはずがありません。JRがBRTにいくら投資したとしてもです。この事実があるからこそ、私はJRを信じて待っているのです。

これが今日、私が皆様にお伝えしたかった事です。

ですので私は、これを気仙沼線全線BRT化の布石とは思っていません。

その話は公的支援の可能性が0になるまでは有り得ないと考えます。
・・・因みに余談ながら、私はこれが気仙沼線と只見線の違いかなと思っています。


では今回の件はどう捉えるべきかと申しますと、私は単純に善意で捉えていいかと思います。
仙石線の矢本~陸前小野間や常磐線の亘理~浜吉田間で、代走バスと電車が並走しているのと同じ感覚です。本当に助かります。有難く利用させて頂く次第です。真面目な話、鉄路廃止への心配はまだ無用だと思います。・・・まあ、さすがに柳津ー陸前戸倉間の線路をBRTにされたら、絶対に疑いますがね。

BRTは所詮、仮なんですよね。小牛田~気仙沼は列車より30分以上、快速列車では1時間も遅いとくれば、全くお話になりません。前谷地から気仙沼まで列車とBRT(バス)、どっちで行きますかと言われたら、誰でも答えは明白です。運転本数だって、いつか見直されて鉄道時代と同数になるでしょう。運行状況が駅(バス停)で分かったって、スイカが使えたって、そんなのは所詮オプションに過ぎません。

「大切なのは目的地に早く快適に、時間通りに着く事。」

仙台方面への長距離輸送を主体としていた気仙沼線のニーズに合わせた復旧を、強く望んでいます。

一応記しますが、このHPは気仙沼線鉄路復旧の必要性を記したブログです。気仙沼線がBRTでは駄目な理由を記してますので、気になった方は「はじめに」の項目からご覧下さいね。


・・・近々、私が記した新しい記事を公表したく思っています。
次回もよろしくお願い致します。

特別編③:気仙沼線復興調整会議Part2

 
└鉄路復旧時に移設が勘案されている清水浜駅,震災前は周りに民家があった



今日も速報として、簡単に更新したく思います。



一昨日2月5日(水)、気仙沼線復興調整会議にて発表された事です。


そこで「気仙沼線の復旧費用700億の内、300億をJRが負担するという事が、正式にJR側から公言されました!!


 記事によれば「現状復旧に300億、移設費用に400億。移設費用については公的支援を求め、現状復旧部分はJRが全額負担する。」と明記されています。

私はそれは即ち、JRが「400億の公的支援があれば、JRの運行路線として必ず気仙沼線を復旧させる」と公約して頂いたと解釈しています。

 当然、山田線の件がありますから、まだ油断は禁物なんですが・・・

 それでもいくらかJRが信用出来そうで、気仙沼線利用者としては本当に嬉しい限りだと思っています。 



 
 ちなみに400億についてはJR側が安全対策のために移設案を提案した部分の費用なのですから、赤字路線である気仙沼線がJRとして運行され続けるのであれば、これについての公的な支援は妥当なものと私は思っております。
*「赤字路線なのに公的支援が必要なの?」と思った人は、このブログを見てね。

 BRT仮復旧の条件に「安全の担保された鉄路の復旧」が明記されており、かつこれは明らかに震災による復興事業に当てはまる費用なのですから、国が公的支援を行うのは当然と考える次第です。

 断っておきますが、もちろん全部国が出すべきとは私も思いません。
 宮城県、気仙沼市、南三陸町もお金を出し合って復旧して欲しい。そう思ってます。
 でもJRが誠意を見せて下さったのに、税金を支払っている国が空気を読まなかったら如何なものかと思うのですが・・・、皆様どうでしょうか?

・・・後は国がなんと言ってくるかが、ポイントになりそうです。

 JRはきちんとした形で、鉄路による復旧方針を示してくれました。
 後は復興増税をしている国からの、公的な支援を待つばかりです。





ちなみに利用者ではないのでこのブログにて強く主張する事は出来かねますが、現在運休中の各路線についての復旧も筆者は願う所であります。

国よ、絶対に赤字=廃止なんて愚か過ぎる考えだけはするなよ!!

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