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気仙沼線の必要性を訴えるブログ

このブログは廃線の可能性が示唆されている気仙沼線について、鉄路による復旧を心の底から願っているある利用者が、存続を訴えていくブログです。 利用者として見てきた私の視点から、気仙沼線の必要性について記していきます。 少しでも鉄路による復旧の理解に繋がれば、嬉しく思います。 管理者

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無題

大船渡線BRT利用している高校生です。僕もBRTよりは鉄道のほうがいいと思っています。(よくバス酔いをするので)三鉄から乗り換えているのですが7:07か7:21ので学校に通っています。どちらも次駅の大船渡からは座れません。細浦ではもうぎゅうぎゅうです。帰りの時間のバスは高田高校前17:05の観光型というもので来るんですがこれがひどい。席が少ない上に椅子が大きく幅を取っているのでとても狭いのです。何故混雑する17時頃に運転するのか訳がわかりません。また、この時期はテスト期間で部活もなく、12時頃には帰れるのですが、12:35のバスも観光型です。本当に観光型は廃止してほしいと思っています。BRT利用者の僕としては、これでは以前の大船渡市にあった校舎のほうがよかったです。

コメント有難うございました

この度はコメントを頂きまして有難うございました。
やはり高校生の通学ラッシュは、どの地方に於いても同じであると痛感致しました。

これは私の体験談に基づいたお話なのですが、お聞き頂ければ嬉しく思います。
私はたまに、気仙沼駅5時11分発の一ノ関行きの大船渡線を利用する事があります。
平日は千厩を過ぎると、車内は一ノ関へ通う高校生で賑わいます。
その際に今では当たり前に見ていますが、初めて見た時にびっくりした出来事がありました。ボックス席に着席した生徒達が教科書を広げ、一ノ関に着くまで勉強会をする様子があちこちで見受けられたのです。またそのグループの中には、「昨日は私が座ったから、今日は〇〇ちゃん座りなよ」と譲り合う姿も見受けられました。
これがBRTと列車の決定的な差なんだと思います。着席数はBRTと列車では2倍以上も違うのです。通学時の負担を減らしたい気持ちは、誰でも同じだと思っております。またラッシュの時間は列車に車掌も乗車致しますから、常に運転手しかいないBRTよりも安心感があると思います。列車にはトイレもありますしね。NONAME様がBRTで通学ラッシュに対応出来てないと判断されるならば、そこには鉄道が必要なのです。

国が支援に否定的な以上、鉄路復旧は危ういです。鉄路として残る道は最早大船渡線の場合、三陸鉄道移管か上下分離式によるJRの運行しかないと思います。上下分離式とは、運行はJR、路盤(線路)の維持費は自治体が負担するという方式です。山田線が三陸鉄道として鉄路復旧するなら、大船渡線も可能なはずです。

NONAME様、こちらに頂いたコメントを、国土交通省とJRのHPにある意見箱に投稿して頂けませんか。一人ひとりの鉄路への想いが、必ず現状を変えるはずです。未来の後輩達がNONAME様と同じ思いをしないために、少しだけ貴重なお時間を頂ければ嬉しく思っております。

有難うございました。

  • saiwaityouandkawabata
  • 2015/06/08(Mon.)

通学生徒の動向に関して

通学時間帯の混雑に関しては大船渡線も同様に激しいものがあることは上の方が書いていた通りであります。私も昨年まで大船渡線BRTを利用して通学をしていたためその混雑を経験しておりましたが筆舌に尽くしがたいものがありました。体力がある学生だけが乗車しているなら良いのですが病院へ通院する高齢者の方が乗車したときなどは席を譲ろうにも身動きがとれないという何ともいたたまれない事態に遭遇したこともしばしばありました。

 自分は大船渡線についてはある程度の理解はあるつもりでありますが気仙沼線に関しては全くの無知であります。そのため幾つか教えて頂きたいことがあるのです。
 気仙沼線において沿線各高等学校における利用時間帯や多数乗降駅等についてと通院やその他の一般利用者の動向についてであります。
 代わりと言ってはなんですが一応高校在籍時に混雑の原因を探るために各高等学校の利用時間帯や多数乗降駅等を少し調べた事があるのでその結果を下にまとめておきます(あまり役に立つとは思えませんが…)。何卒宜しくお願い致します。

各沿線高等学校における大船渡線利用の特徴
大船渡高校
 混雑する区間
 陸前高田-盛駅間
 混雑する時間帯
 朝 6:00-7:00(陸前高田駅を出発する時間)
 夕 17:00-20:00(盛駅を出発する時間)
 多数乗降駅
 陸前高田駅、小友駅、盛駅の三駅

大船渡東高校
 概ね上に同じ

高田高校
 混雑する区間
 盛-高田高校前駅間
 混雑する時間帯
 朝 6:30-7:30(盛駅を出発する時間)
 夕 17:00-20:00(高田高校前駅を出発する時間)
 多数乗降駅
 小友駅、盛駅、高田高校前駅

※高田高校に関してはバス乗車中に擦れ違う車両とダイヤの設定等から割り出したものですから多少誤差があると思われますが御容赦下さい。

村上様、コメント有難うございました

 この度はコメント頂きまして、有難うございました。また大船渡線の通学時間帯の利用現状について記して頂きました事、御礼申し上げます。

 「気仙沼線に於ける沿線各高等学校の利用時間帯や、多数乗降駅等についてと通院やその他の一般利用者の動向について」ですが、準利用者である私の視点でよろしければお話したいと思います。本当に概説程度の内容ですが、何かの役に立てば幸いです。このブログで記してきた内容をまとめる形で、お伝え出来ればと考えております。

 まずBRT区間の気仙沼線で起点となる駅は、志津川・歌津・本吉・南気仙沼・不動の沢の5駅であります。まず人の流れとしては志津川・歌津・本吉から、南気仙沼・不動の沢間を往復しているのが主流と考えて下さい。

 高校生利用者の第一主流は何といっても、不動の沢駅最寄の気仙沼高校への通学です。この地域で一番学力の高い高校であります故、勉強の出来る志津川・歌津・本吉の学生さん達は間違いなく、気仙沼線にて通うことになります。混雑する時間帯は、志津川駅を6:30~7:00に出発する気仙沼方面の全ての便と考えて貰って構わないと思います。
 次に主流となるのが、本吉駅最寄の本吉響高校です。気仙沼高校を選択出来ない学生さん達が通う、主流学校となります。特に気仙沼方面に居のある子供達が通学する傾向が強く、気仙沼駅6:40~7:30の便が混雑するイメージです。
 上記2つに加えて気仙沼向洋高校や東陵高校、志津川高校等に通う子達が用いる路線となっている形です。因みに帰りについてはちょっと分りかねますが、震災前の16時の仙台行きの快速や16時前に気仙沼に着く普通列車には、高校生が多く乗っていた事をよく覚えています。

 次に通院ですが、基本的には南気仙沼駅が主軸になっていると考えて下さい。気仙沼市の中心駅は気仙沼駅ではなく、震災前も今も南気仙沼駅と言って間違いないと思います。志津川・歌津・本吉の高齢者が週に1・2度、通院や大きな買い物の為に南気仙沼まで来るイメージです。

 そして忘れてならないのが、今は皆無となった「仙台へのアクセスとして利用していた人達」になります。震災前は気仙沼・南気仙沼駅等から、仙台へ向けての利用者で同線は賑わっていました。何度もこのブログで示している通り、今のBRTという使えない代物で仙台に行く人なんて居る訳がありません。地元の人が敬遠した乗り物で長距離利用される観光客を誘致する等、到底不可能に決まっているでしょう。

 気仙沼・本吉・歌津・志津川の4つの地区を結び、かつ4地域と仙台を結んでいたのが、かつての気仙沼線でした。今は前者の役割しか果てしておらず、本数こそ多いものの、通学ラッシュに苦慮する現状が続いております。鉄路に戻す以外にこの解決方法は無いと確信しているのが、今の私の考え方です。

 村上様、私は大船渡線の鉄路復旧に向けた状況は正直、あまり芳しく無いように見ています。地元民でも利用者でも無い私では、鉄路復旧への声は真摯に受け止められません。もし村上様が「BRTではダメだ!」と感じておられましたら、その声を行政・国・JR、そして地域の人々に届けて頂ければと思っております。それが今を変える一つの力になると、私は強く感じております。国がJRに鉄路復旧支援が出来る法改正が今開かれている臨時国会で認められれば、鉄路復活のチャンスは必ず生まれます。そこに鉄路への熱意が加われば、未来は必然的に変わります。村上様、どうぞよろしくお願い致します。

 有難うございました。

 

 

  • saiwaityouandkawabata
  • 2016/10/18(Tue.)

第1回:利用者数について考える(通学編)

鉄道の廃止の理由として一番挙げられるのは、やはりこれであろう。すなわち利用者の少なさである。
 それは間違いない事で、この要因でたくさんの鉄道路線が廃止されてきた。宮城県で言うと、くりはら田園鉄道なんかがその典型例となるのだろう。実は私自身最近まで知らなかったのだが、気仙沼線の輸送人員は1000人を少し下回る程度のようである。・・・確かにこの数値だけをみれば、「このような閑散路線は復旧せず、バスでも良い」という考えが生まれるのも仕方ないのかも知れない。
 
 でもずっと気仙沼線を見てきた私として、この路線の利用者数が少ないとは正直思えなかったのである。
 
 確かに日中に気仙沼から小牛田まで列車に乗ると、誰も乗り降りしない駅がほとんどだった。乗客も全体で10~15人前後位が一般的だったと記憶している。もし常時この状態だったら、私はこのブログで気仙沼線の鉄路復旧について言及していなかったと思う。

 しかし本題はここからである。私が「バス(BRT)による本復旧に反対」する現実を挙げていきたい。

 
 始めに、皆様は通学ラッシュというものを経験したことはあるだろうか・・・?
 震災前の平日早朝、南気仙沼駅を私の回想から垣間見たい。
 
 駅のホーム眺めると、そこにはたくさんの学生がいた。おそらく本吉の響高校に行く人達なのだろう、もしかしたら志津川の高校に行く人もいるのかも知れない。到着した小牛田行きの列車のボックスシートは、ほとんど埋まった。ここから先も学生を乗せて、列車は進んでいくのだろう。
 あっ、気仙沼行きの列車が来た。うわーいっぱいだ!!、これは座れない、いや・・・っていうかそもそも乗りたくない位いっぱいじゃねーか!!この乗客のほとんどが次の不動の沢で降りる、気仙沼高校の学生達。今日も明日も明後日も、彼らはこの満員列車で授業を受けに行くのだろう。お疲れ様です。
 
 ・・・拙い文章で申し訳なかったが、お分かり頂けただろうか?気仙沼線の通学ラッシュは正直、本当に半端ないのである!!沿線には上に挙げた気仙沼高校を始めとした高校が各地にあり、学生の利用者数がとても多かったのである。もし当時にあれをバスで賄うと言われていたとしたら、「絶対無理だ」と私は断言していただろう。だって混雑率が首都圏の一歩手前レベルなのから!!あれは間違いなく、バスのキャパシティを絶対超えてたと強く思っている。寧ろあれを知っているからこそ、震災前は絶対に気仙沼線は廃線対象にはならないだろうと確信していた位だった。
 
 
 余談ではあるが、私はよく疑問に思うのだ。それは地方に於ける高校生の通学ラッシュ風景を、廃線論者のほとんどが加味しなこと。大船渡線(気仙沼~一ノ関間)とかの通学ラッシュでも立ち席高校生は多いし、石巻線も満席状態になる。この地方の通学ラッシュの現状を見もしないで「廃線だ、バスだ、BRTで充分だ」と語るのは、絶対におかしいと私は思う。
 
 現在存廃問題が浮上している岩泉線もそうだ。JRは利用者の低迷を挙げているが、それよりも大事なのは、まずはこの通学ラッシュの混雑率だと私は思う。           「つまりバスで賄えない位の需要が、そこに有るか無いかだ」
 例え日に3本しか列車が来なくても、その内1本がバスとしての需要を超えているならば、そこには鉄道が必要なんだと私は思う。(ただ私は岩泉線の通学ラッシュを見てないので、これ以上は何も言えないが・・・)


 第二回では利用者数について考える(帰省編)について記します。

 


 
 
 

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大船渡線BRT利用している高校生です。僕もBRTよりは鉄道のほうがいいと思っています。(よくバス酔いをするので)三鉄から乗り換えているのですが7:07か7:21ので学校に通っています。どちらも次駅の大船渡からは座れません。細浦ではもうぎゅうぎゅうです。帰りの時間のバスは高田高校前17:05の観光型というもので来るんですがこれがひどい。席が少ない上に椅子が大きく幅を取っているのでとても狭いのです。何故混雑する17時頃に運転するのか訳がわかりません。また、この時期はテスト期間で部活もなく、12時頃には帰れるのですが、12:35のバスも観光型です。本当に観光型は廃止してほしいと思っています。BRT利用者の僕としては、これでは以前の大船渡市にあった校舎のほうがよかったです。

コメント有難うございました

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やはり高校生の通学ラッシュは、どの地方に於いても同じであると痛感致しました。

これは私の体験談に基づいたお話なのですが、お聞き頂ければ嬉しく思います。
私はたまに、気仙沼駅5時11分発の一ノ関行きの大船渡線を利用する事があります。
平日は千厩を過ぎると、車内は一ノ関へ通う高校生で賑わいます。
その際に今では当たり前に見ていますが、初めて見た時にびっくりした出来事がありました。ボックス席に着席した生徒達が教科書を広げ、一ノ関に着くまで勉強会をする様子があちこちで見受けられたのです。またそのグループの中には、「昨日は私が座ったから、今日は〇〇ちゃん座りなよ」と譲り合う姿も見受けられました。
これがBRTと列車の決定的な差なんだと思います。着席数はBRTと列車では2倍以上も違うのです。通学時の負担を減らしたい気持ちは、誰でも同じだと思っております。またラッシュの時間は列車に車掌も乗車致しますから、常に運転手しかいないBRTよりも安心感があると思います。列車にはトイレもありますしね。NONAME様がBRTで通学ラッシュに対応出来てないと判断されるならば、そこには鉄道が必要なのです。

国が支援に否定的な以上、鉄路復旧は危ういです。鉄路として残る道は最早大船渡線の場合、三陸鉄道移管か上下分離式によるJRの運行しかないと思います。上下分離式とは、運行はJR、路盤(線路)の維持費は自治体が負担するという方式です。山田線が三陸鉄道として鉄路復旧するなら、大船渡線も可能なはずです。

NONAME様、こちらに頂いたコメントを、国土交通省とJRのHPにある意見箱に投稿して頂けませんか。一人ひとりの鉄路への想いが、必ず現状を変えるはずです。未来の後輩達がNONAME様と同じ思いをしないために、少しだけ貴重なお時間を頂ければ嬉しく思っております。

有難うございました。

  • saiwaityouandkawabata
  • 2015/06/08(Mon.)

通学生徒の動向に関して

通学時間帯の混雑に関しては大船渡線も同様に激しいものがあることは上の方が書いていた通りであります。私も昨年まで大船渡線BRTを利用して通学をしていたためその混雑を経験しておりましたが筆舌に尽くしがたいものがありました。体力がある学生だけが乗車しているなら良いのですが病院へ通院する高齢者の方が乗車したときなどは席を譲ろうにも身動きがとれないという何ともいたたまれない事態に遭遇したこともしばしばありました。

 自分は大船渡線についてはある程度の理解はあるつもりでありますが気仙沼線に関しては全くの無知であります。そのため幾つか教えて頂きたいことがあるのです。
 気仙沼線において沿線各高等学校における利用時間帯や多数乗降駅等についてと通院やその他の一般利用者の動向についてであります。
 代わりと言ってはなんですが一応高校在籍時に混雑の原因を探るために各高等学校の利用時間帯や多数乗降駅等を少し調べた事があるのでその結果を下にまとめておきます(あまり役に立つとは思えませんが…)。何卒宜しくお願い致します。

各沿線高等学校における大船渡線利用の特徴
大船渡高校
 混雑する区間
 陸前高田-盛駅間
 混雑する時間帯
 朝 6:00-7:00(陸前高田駅を出発する時間)
 夕 17:00-20:00(盛駅を出発する時間)
 多数乗降駅
 陸前高田駅、小友駅、盛駅の三駅

大船渡東高校
 概ね上に同じ

高田高校
 混雑する区間
 盛-高田高校前駅間
 混雑する時間帯
 朝 6:30-7:30(盛駅を出発する時間)
 夕 17:00-20:00(高田高校前駅を出発する時間)
 多数乗降駅
 小友駅、盛駅、高田高校前駅

※高田高校に関してはバス乗車中に擦れ違う車両とダイヤの設定等から割り出したものですから多少誤差があると思われますが御容赦下さい。

村上様、コメント有難うございました

 この度はコメント頂きまして、有難うございました。また大船渡線の通学時間帯の利用現状について記して頂きました事、御礼申し上げます。

 「気仙沼線に於ける沿線各高等学校の利用時間帯や、多数乗降駅等についてと通院やその他の一般利用者の動向について」ですが、準利用者である私の視点でよろしければお話したいと思います。本当に概説程度の内容ですが、何かの役に立てば幸いです。このブログで記してきた内容をまとめる形で、お伝え出来ればと考えております。

 まずBRT区間の気仙沼線で起点となる駅は、志津川・歌津・本吉・南気仙沼・不動の沢の5駅であります。まず人の流れとしては志津川・歌津・本吉から、南気仙沼・不動の沢間を往復しているのが主流と考えて下さい。

 高校生利用者の第一主流は何といっても、不動の沢駅最寄の気仙沼高校への通学です。この地域で一番学力の高い高校であります故、勉強の出来る志津川・歌津・本吉の学生さん達は間違いなく、気仙沼線にて通うことになります。混雑する時間帯は、志津川駅を6:30~7:00に出発する気仙沼方面の全ての便と考えて貰って構わないと思います。
 次に主流となるのが、本吉駅最寄の本吉響高校です。気仙沼高校を選択出来ない学生さん達が通う、主流学校となります。特に気仙沼方面に居のある子供達が通学する傾向が強く、気仙沼駅6:40~7:30の便が混雑するイメージです。
 上記2つに加えて気仙沼向洋高校や東陵高校、志津川高校等に通う子達が用いる路線となっている形です。因みに帰りについてはちょっと分りかねますが、震災前の16時の仙台行きの快速や16時前に気仙沼に着く普通列車には、高校生が多く乗っていた事をよく覚えています。

 次に通院ですが、基本的には南気仙沼駅が主軸になっていると考えて下さい。気仙沼市の中心駅は気仙沼駅ではなく、震災前も今も南気仙沼駅と言って間違いないと思います。志津川・歌津・本吉の高齢者が週に1・2度、通院や大きな買い物の為に南気仙沼まで来るイメージです。

 そして忘れてならないのが、今は皆無となった「仙台へのアクセスとして利用していた人達」になります。震災前は気仙沼・南気仙沼駅等から、仙台へ向けての利用者で同線は賑わっていました。何度もこのブログで示している通り、今のBRTという使えない代物で仙台に行く人なんて居る訳がありません。地元の人が敬遠した乗り物で長距離利用される観光客を誘致する等、到底不可能に決まっているでしょう。

 気仙沼・本吉・歌津・志津川の4つの地区を結び、かつ4地域と仙台を結んでいたのが、かつての気仙沼線でした。今は前者の役割しか果てしておらず、本数こそ多いものの、通学ラッシュに苦慮する現状が続いております。鉄路に戻す以外にこの解決方法は無いと確信しているのが、今の私の考え方です。

 村上様、私は大船渡線の鉄路復旧に向けた状況は正直、あまり芳しく無いように見ています。地元民でも利用者でも無い私では、鉄路復旧への声は真摯に受け止められません。もし村上様が「BRTではダメだ!」と感じておられましたら、その声を行政・国・JR、そして地域の人々に届けて頂ければと思っております。それが今を変える一つの力になると、私は強く感じております。国がJRに鉄路復旧支援が出来る法改正が今開かれている臨時国会で認められれば、鉄路復活のチャンスは必ず生まれます。そこに鉄路への熱意が加われば、未来は必然的に変わります。村上様、どうぞよろしくお願い致します。

 有難うございました。

 

 

  • saiwaityouandkawabata
  • 2016/10/18(Tue.)

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