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気仙沼線の必要性を訴えるブログ

このブログは廃線の可能性が示唆されている気仙沼線について、鉄路による復旧を心の底から願っているある利用者が、存続を訴えていくブログです。 利用者として見てきた私の視点から、気仙沼線の必要性について記していきます。 少しでも鉄路による復旧の理解に繋がれば、嬉しく思います。 管理者

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BRT固定化しないでほしいですよね、本当

この愚かしい問題の本質は、国の鉄道の災害復旧制度の欠陥(黒字鉄道会社にはお金を出さない)にあることはご存じのはず。その点を研究し、発信しましょう、ブログでも、自治体にも国にも鉄道会社にも(無責任ですみません)

西日本から様、コメント有難うございました

 ブログでも指摘させて頂きましたが、私は政府の愚考にはもはや呆れきっている次第です。この国の国民ですのでこれから先も最低限の義務は果たしますが、それ以上の事は絶対にしてやりません。その位、最低な事を国はしていると私は確信している次第です。

 『JRという黒字企業には支援金は出さない』
 
 震災後に初めて知ったこの制度に疑問を持っていた私。「これはおかしい」という事で今でも様々な活動が為されていますが・・・、この時点で既におかしいです!!本来ならば既に鉄道軌道法は改正されていて、政府がJRに支援出来る状態になっていないといけません。乃至は「特例処置で〇〇億までは支援します」という形になっていないといけないのです。国が「JRに公的支援を出来るかどうか、今議論しています」と言って1年4ヶ月も我々を待たせるとは、そういう事だと私は期待していました。何故ならそれ以前から、ずっ~と国に「支援をお願い致します」と自治体側が陳情していたからです。

 それなのに国は一切何もせず。しかも理由が「黒字企業には支援出来ない」から。『国の連中って、本当に最低な奴らしかいないんだな・・・』と本気で思いました。そんな事は平成25年2月に「JRが公的支援が必要」と語った時からみんな知っています。だから「このふざけた状態を何とか出来ませんか?」という事で、始まった1年4ヶ月ではなかったのではないでしょうか。なのに「やっぱ出来ませ~ん、てへっ!」って。・・・本当に最悪ですね。まるで幼稚園児みたいな解答です。支援出来ない新たな理由が見つかる、乃至は100億しか支援出来ないとか、上下分離式なら支援可能とか。そのような答えならまだ理解しなくもなかったのですが。『あ~、こいつら気仙沼線の為にお金出したくないんだな』とよくよく思いました。気仙沼・大船渡線復旧を遅らせたのは間違いなく国であり、幼児思考しか出来ない政府の人間共のせいだと私は強く感じています。この国の主役は国民のはず何ですがね・・・。国民へ寄り添えない民主主義等、全く不要です。

 おかげで気仙沼線よりも利用者が少ない三陸鉄道は全線復旧して、気仙沼線は残念な事へとなりそうです。昔、北海道で松前線の方が利用者が多いのに、利用者の少ない江差線の末端区間の方が存続して松前線の方が全線廃止になるという馬鹿げた現象がありました。きっとあの頃と、何も変わっていないんだと思います。「おかしいと思ったら、直す」、「期待されているなら、極力期待には答える」、「期待に添えないならば謝罪し、期待に近い代案を相手に示す」そんな基本も分らない連中のために何かしようとは思いません。

 私は気仙沼線を通して、国がいかに残念なのかを思い知りました。日本国民として、この国がどうなっていくのか見ていってやろうと思っております。

 長々と失礼しました、有難うございました。

  • saiwaityouandkawabata
  • 2016/01/13(Wed.)

・・・

saiwaityouandkawabataさま、あなたのブログをすべて読んだわけではありませんが、少なくともこの記事は読みました。文面から悔しさが強く感じられました。私だって歯がゆいです。

私は「西日本」在住なので志津川などに訪問する機会がなかなか取れません。第一、「志津川」という地域名自体このブログで知りましたし、現在はJR時刻表(市販されている厚くて大きい本です)の鉄道駅にその名を残しているし、(ネット上のgoogle地図ではありますが)、地図でも気仙沼線の駅として「志津川」の名が出ていました。鉄道がなくなったら私のように遠方に居る者は「志津川」を知ることは出来なくなるでしょう。

でも、鉄道があれば行ける可能性は高まります(鉄道がないと行ける可能性が極端に減る)し、沿線の地域名や存在を認識しやすくなります。

実は、10年前八戸から仙台まで三陸経由で直通する三陸鉄道の臨時列車で気仙沼線に乗りました。それが「私にとって最後の気仙沼線乗車」にならないようになってほしいものです。

気仙沼・大船渡線が(JR在来線鉄道規格の)鉄道で残りさえすれば(三陸鉄道などJRとは別の会社でも可)、JR東の豪華周遊列車も通れるかもしれないし、震災からの復興にも一役買えるかもしれないのに。

ところで、
私としても、別の観点や東日本大震災を含め、全体的な観点で、国に対して以下のような内容を意見しました。(私の意見だけで世の中変わるわけではないだろうけどそれでも意見はしました)↓


交通政策の基本的なあり方として「自動車交通中心から鉄軌道の整備活用と路線バスの活用」へ方向転換してほしい。理由は、今後高齢化や経済格差で自家用車類を扱えない交通弱者が多くなる恐れがあり、「全国的な移動」、そして日常生活上の移動範囲での「交通権・移動の自由」を保障してほしいから。

また、自動車交通に依存する交通体系だと同じ物・人を運ぶにも多くのエネルギーが要るため、国内経済が為替や原油価格・国際的紛争等の国際情勢に影響され易くなる。平成20年(2008年)の原油価格の高騰や乱高下のように。そんな影響を最小限にし、エネルギー面からも国家安全保障を確保してほしい

と。

また、鉄道の価値を輸送量や採算性ばかりで狭く見るような考え方や会計も見直さないといけないといつも思います。私が考え切れるのはこの程度ですが、少しでも気仙沼・大船渡線をはじめ、鉄道の再興につながってほしい

西日本から様、再びコメントを頂きまして有難うございました

 私もこのブログを始めてから、貴方様と同じ考えに至れた部分が沢山ありました。特に交通政策の在り方については、車社会に頼るのみでは絶対に地方は駄目になると確信している次第です。

 先日、祖父宅にて気仙沼線の話をしました。その際に話題となったのが、気仙沼から仙台の病院へ年に2・3度通院しているという祖母の友人の話でした。その方は確かに普段は夫や息子の車で移動されるのですが、仙台へ行く時は公共交通機関を利用されるとの事でした。「昔は気仙沼線で負担無く行けたのに、今はバスしかない。やはり鉄道が恋しいし、将来鉄道が無いせいで今の私のような想いはさせたくない。」と語っていたそうです。このような話を聞くと、『やはり鉄路しかないのではないか?』と私なんかは本気で思ってしまいます。高齢化社会を迎える今だからこそ、高齢者に最も負担をかけない鉄道が必要とされるのではないでしょうか?高齢者が車のみに頼る社会を創らない為にも、必要な事だと私も考えております。

 もちろん鉄路復旧に当たっては地理的な要素や、採算性の問題について議論する必要はあるでしょう。しかしながら『採算性だけ』で物事を片付けるのは、余りにも愚か過ぎると私も思っております。只見線や、鉄路復旧を断念した大船渡線、西日本で言う三江線も全てそうです。議論の主体は採算性ばかりで、それ以外の要素は二の次三の次になってしまっている。こんなんでは正直、馬鹿すぎて話しになりません。お金は確かに大切ですが、それだけに捉われているようでは終わりです。『何故、地元が鉄路を必要としているのか』、『鉄路が無くなると、この地域にはどんな悪影響があるのか』、『そもそも鉄路の存在が、一体地元にどんな恩恵を与えていたのか』等。挙げていけば霧はありませんが、こういった事全てが採算性問題と同じ土俵にて議論されなければならないと私は考えています。っていうかそれが、本来の姿だと私は思います。それを無視して「どうせ誰も乗らないんだろwww」とか「廃線乙」なんて言われると、本当に腹が立ってしょうがありません。そして国の連中もこんな安直な考えを持つ奴等ばかりなんだなと思うと、とても残念に思えてきます。そんなのにこの国の将来を任せるのかと思うと、正直憂鬱です。

 話しがそれ、申し訳ありません。私も西日本から様と同じく微々な事しか出来ませんが、最後まで希望だけは捨てずに出来る事をしたいと思っております。

 有難うございました。

 PS・私は大阪より西へ行った事は無いのですが、何か問題が起こる前に芸備線や三江線沿線を訪れようかと思います。同じく、時刻表でその地域を生まれて初めて知った者として・・・

  • saiwaityouandkawabata
  • 2016/01/19(Tue.)

復興に向けて

長文失礼します。

私自身、気仙沼線を使う人間ではないですが気仙沼線が復興して欲しいという気持ちのもと書き込みさせていただきます。

管理人さんや気仙沼線沿線の方々の気持ちを無視した発言に見える部分もあるかもしれませんが復興を願う気持ちは一緒ということだけはわかっていただければと思います。

南三陸の方々は「鉄路復旧を求める集会」を開くなど、鉄路を残そうと頑張っておられるかと思います。
しかし、JR東日本は国の支援を得られないので復興断念を提言しているのです。
求める集会など後手を踏んでいるとしか思えません。

復興をしなければ沿線が消滅してしまうというならば、県・市・市民が何度でも公私問わずJR東日本本社へ赴き鉄道を復帰させてくれと訴えるしかないと思います。
これをしなければ市民は諦めていると他地域の人に感じられてしまうのではないでしょうか。

そして、ある程度JR東日本が金は出すと言っているので、鉄路を残す目的を第一として、現状維持でも良いので復興してくれというのが現実的ではないでしょうか。
(今現在、JRが鉄路を復帰させる気持ちがあるかどうかはわかりませんが・・・)

また、国が黒字会社には支援しないと言っている根拠の鉄道軌道整備法では明確に黒字会社とは明記されていないので裁判所に訴える等もできたのではないでしょうか。

失礼ながら他の地域に住んでいる私から見ると市民は若干諦めているように感じられます。

でも以前乗った気仙沼線の景色は素晴らしいものでした。
未来にもぜひ残していってほしいです。
絶対に諦めないで欲しいです。

サンラータンメン様、コメント有難うございました

 鉄路復旧への住民意志については、全国紙だけで見るとサンラータンメン様のような印象を受け取る可能性があると私も感じておりました。しかし実情とは正直、差があるように私は思っております。特に慰安婦問題で失態をおかした某紙の記事は、私にとってBRTへの誘導を誘っているかのようで腹立たしい限りでした。この件を通して、二度と信用しない最低な新聞社として私の中では刻まれた次第です。最も実情に近い新聞としては河北新報が良いかと思いますので、よろしければインターネット等を通じてご覧頂ければ嬉しく思っております。
 
 しかしながら「只見線のように盛り上がっているのか」と問われると、それは残念ながら否定せざる得ない状況にあると考えています。何故ならBRTの方が鉄道よりも便利になったと感じている利用者が存在しているからです。私は長距離利用が主流のためBRTで便が良くなったと感じた事は一度もありませんが、短距離に限って言えば運転本数は昔の2~3倍に増える形となりました。鉄道に戻せば当然、本数は昔と同数へと減ります。そうなれば今恩恵を受けている人達は当然、鉄路復旧には消極的になるでしょう。これが鉄路復旧に対する世論の盛り上がりを削ぐ大きな要因の一つになっていると、私は強く感じております。
 もちろん、BRTは鉄道と違って減便が簡単です。ですが「今さえ良ければ、それでいいんだ」と考える人達は、世の中に沢山います。復旧の決まった山田線でさえ、「BRTにすればJRのままだから、運賃は安くすんだのに・・・」と不満の声を出す人がいらっしゃる。それが事実なのです。そしてこのような考えを持った人々に鉄路の必要性を説いていく事とは、本当に難しいとブログを始めてから痛感した次第でありました。
 
 さて沿線の消滅についてですが・・・、私は本気で志津川は駄目になると思っています。それはブログで指摘した通りです。そしてこの事は既に、志津川(南三陸町)にも手紙で出しました。ですが、町民でも無い私が出来るのは残念ながらここまでです。私が町民ならば、おそらく役場へと押掛けていたでしょう。町内に親戚が居れば、相談もしていたと思います。ですが気仙沼と違い、志津川には私は縁がありません。もちろん「気仙沼が態度を保留しているのに、早々に受け入れを表明するとはどういうつもりだ!」と抗議はしましたが、逆に言えばよそ者である私にはこれ位しか出来ませんでした。本当に・・・、残念でなりません。

 鉄路の復旧について、私は気付いた事があります。もちろん、復旧に当たっては世論の盛り上がりが必要でしょう。ですが最も大切なのは『お上の判断』である事が、この一連を通して私が気付いた事です。世論とはあくまでも、その判断材料に過ぎません。例えば去年の安保法案ではどこのメディアも国民の半数以上が時期早々と言っていたのに、可決される結果となりました。結局我々がいくら意見を主張したとしても、『お上の判断』に沿わないのならば参考程度に留められる程度なのでしょう。気仙沼線もこれに同じく、「400億も赤字路線に出せるか!!」の一言でこうなっているんだと強く感じています。こうして震災直後から相談し国会でも取り上げられた民意は、参考程度としてバッサリと切り捨てられました。気仙沼線以上に世論が盛り上がっている只見線の復旧が全く進んでいない事実が、その体制の証明になっていると私は思っています。JRは400億が何とかならない限り、絶対に鉄路で復旧しません。岩泉線の先例から、それは誰もが知っています。「国は被災路線を見捨てたいんだな」と解釈せざる得ない、それが今の状況です。

 そのつもりならば、鉄路復旧は国を無視した形で考える必要があります。『お上』が民意に背くならば、それを前提に思案するしかないでしょう。その方法の一つとして、私も裁判という話はアリなのではないかと考えております。もちろん現状復旧による第三セクター移管でも良いですし、上下分離式による鉄路復旧の模索もあるでしょう。ですがそれらは全て、自治体という行政の力を借りない限り実現する事は出来ません。故に私は、志津川の態度には本当に呆れてしまいました。今ではなく未来を見なければならない行政側がこんな態度では、話にならないのです。例え町民の半数以上が鉄路が望ましいと言っても、行政が「BRTで良いって言ってる奴も居るから、どうでもいい」と思えば終わりです。だから私は、そんな自治体は滅んでいくしかないと思った訳です。民意を無視して、未来も考えず、物臭に鉄路への道を模索しようともしない。残念ですが、こんな自治体は終わりです。そしてこれは行政側の意識改革がなされない限り、きっと変わる事はないのでしょう。ここまでくれば最早、よそ者である私にはどうしようも無い事です。この先、どうなっていくのでしょうね。

 今、気仙沼市とJRが最後の協議に入っています。只の利用者である私は、ここでの結果を待つしかありません。どっかの町と違い、鉄路の必要性がよく分っている自治体です。鉄路が絶望的な中で、それでもBRT本復旧にストップをかけた自治体です。今後も同市を支え、気仙沼線の未来を考えていきたいと思っています。

長くなりました、有難うございました。

  • saiwaityouandkawabata
  • 2016/02/15(Mon.)

未来③:気仙沼線沿線自治体首長会議Part3 導かれた未来


最初に、悲しい予言を致しましょう。不快な内容をお許し下さい。
さよなら、南三陸町。もう蘇る事はない・・・
上の写真の駅のように荒廃し、50年後には気仙沼市に吸収合併され消滅するだろう。


12月25日(金)、三回目の気仙沼線沿線自治体首長会議が開かれました。その後の報道を見て私が感じた内容を三点、挙げさせて頂きます。

最初に会議の要約をご覧下さい。(リンク切れだったら御免なさいね・・・)
気仙沼市の公式発表です。
    ↓
気仙沼市の公式発表


<私が受けた印象>

●一点目
まず、『気仙沼市はよく踏み留まりました!!』
賞賛したいと思います。

 
 正直ここでBRTを容認されていたら、最悪でした。それほど今の気仙沼線は私から見て、使えなさ過ぎる代物だからです。また民意も、鉄路復旧の方が多数派でありました。それを印象付ける証明として、先日11月8日に気仙沼市で「鉄路復旧を求める集会」があった事を挙げさせて頂きましょう。これには菅原市長も参加しており、市としては「鉄路が基本」という立場を強調する形となりました。本当に嬉しかったです。私は気仙沼市のこの判断を強く、支持したいと考えております。

●二点目
『鉄路復旧は、南三陸町が方針転換しない限り無理。』

 次に見て思ったのは、ここの酷過ぎる消極姿勢・・・。このブログは「気仙沼線の必要性を訴えるブログ」です。ですので率直に言わせて貰いますよ。

『馬鹿じゃねえのか、志津川は!!』


・・・まだ大船渡や高田みたいに「BRTはやむを得ない」のような対応ならば、こんなに怒らなかったのに。私は今まで同地域の事も考えた上で、記事を書いてきたつもりです。なのに「鉄路復旧は無理です!!」って堂々と発言ですか。馬鹿にしてるのか!!JRよりも酷いですね、これは!!


先に言いましょう。鉄路が特に必要なのは気仙沼ではありません。
絶対に、志津川の方です!!

三点目、行きましょうか。


●三点目
『志津川は終わりだな、もう・・・』

理由は2つあります。
1つ目としては、前回の記事(未来②:南三陸町よ、本当にそれで良いのか?)で示したものです。志津川の人達は高校も気仙沼、年輩の人だって通院を気仙沼に頼る人が多いのが実情です。皆さんは、志津川~気仙沼間の距離をご存知ですか?約35キロあるんですよ。

仙台からだと北で鹿島台、南で大河原、東で野蒜、西だと奥新川へ行くのと同じ距離なのですよ。
東京の人向けだと、品川から大宮の距離になります。

毎日この距離を「路線バスで行け!!」と言われたら・・・、どう思われるでしょうか?
少なくとも、私はお断りです。絶対、嫌だ。

こうして人が出て行き、過疎化が進むのだ。役場の人達は、そんな事も分からないのだろうか?

2つ目の理由、行きましょう。

「三陸道が、三陸道が・・・」どっかの町長は、こんな事ばかり語っていますね。
・・・ホント、馬鹿なんだねぇ。
「宮城県の地理が分かってねーんじゃないか?」と言いたい。

石巻に行くのは、間違いなく便利になるだろう。これは疑い無い。
では仙台へは1時間で行けるのでしょうか。まぁ深夜とかなら、行けるのでしょうね。

三陸道で常に1時間で仙台へ行けるなんて、絶対無理だ!!


石巻で渋滞に引っ掛り、松島からはトロトロ運転、仙台市内に入ると車が動かない。これが現実なのだ。レンタカー借りてくる観光客なんて、混雑する時期に来るのがお約束ですよね。「・・・道路混んでてさ、疲れちゃった。南三陸町さ、遠くて分かんないよねぇ~。」こう思われたら、二度とこの人はこの町へ来ないでしょうね。

もちろん町民も仙台へ行く度に、当然こう思うでしょうね。「三陸道出来たけどさ、渋滞だらけであんまり前と変わんないよね・・・」と。さあ南三陸町にはもう、利便性を高めるだけの術はありません。可愛そうに、そんな不便な町の未来なんて決まっているようなものです。

定時性・速達性に優れた気仙沼線があれば、こんな事にはならなかったのにねぇ・・・。
仙石線が全線復旧した時に「これで渋滞に苛まされる事無く、仙台へ行ける」って報道されていたのですが。もしかしてニュースも見てないんでしょうか?

その点、気仙沼市はよく分かっている。だからこそ、私は支持している次第なのだ。そして例え気仙沼線が鉄路で直らなくとも、気仙沼の場合は旧本吉町は除いて、これを解決出来る術がある。それが、大船渡線の鉄路であるのだ!!

具体例を挙げよう。私は年内、後一回程JRを利用する。夕方迄に小牛田へ出なければならないからだ。昔は気仙沼線の普通列車で2時間で行けたのだが、今は最速でも2時間40分掛かってしまっている。ところが・・・気仙沼駅から9時14分の大船渡線で一ノ関迄出て、そこから10時42分の東北本線に乗り換えると、小牛田には11時28分に着いてしまうのである。

つまり大船渡線の方が、BRTを使うより25分以上も速く着いてしまうのだ!!


因みに今回は泣く泣く気仙沼線経由よりも高い運賃を払って、大船渡線経由で行く事にした。前谷地まで延伸されても、乗り継ぎで30分以上も待つようでは正直、全く使えないのだ。何が利便性を高めただか・・・。


震災前までの私は大船渡線の線形の悪さから、速達性は望めぬものと考えていた。しかし気仙沼⇔一ノ関間の所要時間は普通列車で1時間20~30分、平行している特急バスが平均1時間15分である事実を鑑みると充分に健闘していると私は思う。上の具体例、即ち気仙沼⇔小牛田間が大船渡線経由の普通列車で2時間14分という事実は、気仙沼市が掲げる「仙台へのアクセス」という重要な解決への糸口なのだ!!

・・・まだ気仙沼線の結論が出ていないので、この記述はここまでとしたい。だがもしこれが実現されたら、私は気仙沼線のBRT本復旧を容認するだろう。使わなくなる路線に、あれこれ意見は出来ないのだから。そしてこの未来に、私は大きく期待したいと思う。それが気仙沼市が結論を持ち越しした意義になると信じている・・・。


蛇足だが、南三陸町に依存する気仙沼市民は正直少ない。この事実からも、どちらが気仙沼線を必要としているか。私は答えは火を見るより明らかだと思う。


お分かり頂けただろうか?気仙沼市には鉄路がある。気仙沼線が担ってきた役割を、大船渡線に任せられる可能性がある。鉄路が無くなる何処かの町とは全然違うのだ。だから本当は南三陸町の方が「鉄路を残せ!!」と、気仙沼市より騒がないといけないのに・・・。


ごめん、もう一回だけ。本当に、馬鹿だね。

南三陸町よ、まだ間に合うぞ。
誰も住まなくなっていく街づくりを優先して、滅びの道を辿るのか?

・・・近くに住む者として、同町の未来を最後まで見届ける事にします。


来年も、よろしくお願い致します。皆様、良いお年をお迎え下さいませ。
                                    筆者
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BRT固定化しないでほしいですよね、本当

この愚かしい問題の本質は、国の鉄道の災害復旧制度の欠陥(黒字鉄道会社にはお金を出さない)にあることはご存じのはず。その点を研究し、発信しましょう、ブログでも、自治体にも国にも鉄道会社にも(無責任ですみません)

西日本から様、コメント有難うございました

 ブログでも指摘させて頂きましたが、私は政府の愚考にはもはや呆れきっている次第です。この国の国民ですのでこれから先も最低限の義務は果たしますが、それ以上の事は絶対にしてやりません。その位、最低な事を国はしていると私は確信している次第です。

 『JRという黒字企業には支援金は出さない』
 
 震災後に初めて知ったこの制度に疑問を持っていた私。「これはおかしい」という事で今でも様々な活動が為されていますが・・・、この時点で既におかしいです!!本来ならば既に鉄道軌道法は改正されていて、政府がJRに支援出来る状態になっていないといけません。乃至は「特例処置で〇〇億までは支援します」という形になっていないといけないのです。国が「JRに公的支援を出来るかどうか、今議論しています」と言って1年4ヶ月も我々を待たせるとは、そういう事だと私は期待していました。何故ならそれ以前から、ずっ~と国に「支援をお願い致します」と自治体側が陳情していたからです。

 それなのに国は一切何もせず。しかも理由が「黒字企業には支援出来ない」から。『国の連中って、本当に最低な奴らしかいないんだな・・・』と本気で思いました。そんな事は平成25年2月に「JRが公的支援が必要」と語った時からみんな知っています。だから「このふざけた状態を何とか出来ませんか?」という事で、始まった1年4ヶ月ではなかったのではないでしょうか。なのに「やっぱ出来ませ~ん、てへっ!」って。・・・本当に最悪ですね。まるで幼稚園児みたいな解答です。支援出来ない新たな理由が見つかる、乃至は100億しか支援出来ないとか、上下分離式なら支援可能とか。そのような答えならまだ理解しなくもなかったのですが。『あ~、こいつら気仙沼線の為にお金出したくないんだな』とよくよく思いました。気仙沼・大船渡線復旧を遅らせたのは間違いなく国であり、幼児思考しか出来ない政府の人間共のせいだと私は強く感じています。この国の主役は国民のはず何ですがね・・・。国民へ寄り添えない民主主義等、全く不要です。

 おかげで気仙沼線よりも利用者が少ない三陸鉄道は全線復旧して、気仙沼線は残念な事へとなりそうです。昔、北海道で松前線の方が利用者が多いのに、利用者の少ない江差線の末端区間の方が存続して松前線の方が全線廃止になるという馬鹿げた現象がありました。きっとあの頃と、何も変わっていないんだと思います。「おかしいと思ったら、直す」、「期待されているなら、極力期待には答える」、「期待に添えないならば謝罪し、期待に近い代案を相手に示す」そんな基本も分らない連中のために何かしようとは思いません。

 私は気仙沼線を通して、国がいかに残念なのかを思い知りました。日本国民として、この国がどうなっていくのか見ていってやろうと思っております。

 長々と失礼しました、有難うございました。

  • saiwaityouandkawabata
  • 2016/01/13(Wed.)

・・・

saiwaityouandkawabataさま、あなたのブログをすべて読んだわけではありませんが、少なくともこの記事は読みました。文面から悔しさが強く感じられました。私だって歯がゆいです。

私は「西日本」在住なので志津川などに訪問する機会がなかなか取れません。第一、「志津川」という地域名自体このブログで知りましたし、現在はJR時刻表(市販されている厚くて大きい本です)の鉄道駅にその名を残しているし、(ネット上のgoogle地図ではありますが)、地図でも気仙沼線の駅として「志津川」の名が出ていました。鉄道がなくなったら私のように遠方に居る者は「志津川」を知ることは出来なくなるでしょう。

でも、鉄道があれば行ける可能性は高まります(鉄道がないと行ける可能性が極端に減る)し、沿線の地域名や存在を認識しやすくなります。

実は、10年前八戸から仙台まで三陸経由で直通する三陸鉄道の臨時列車で気仙沼線に乗りました。それが「私にとって最後の気仙沼線乗車」にならないようになってほしいものです。

気仙沼・大船渡線が(JR在来線鉄道規格の)鉄道で残りさえすれば(三陸鉄道などJRとは別の会社でも可)、JR東の豪華周遊列車も通れるかもしれないし、震災からの復興にも一役買えるかもしれないのに。

ところで、
私としても、別の観点や東日本大震災を含め、全体的な観点で、国に対して以下のような内容を意見しました。(私の意見だけで世の中変わるわけではないだろうけどそれでも意見はしました)↓


交通政策の基本的なあり方として「自動車交通中心から鉄軌道の整備活用と路線バスの活用」へ方向転換してほしい。理由は、今後高齢化や経済格差で自家用車類を扱えない交通弱者が多くなる恐れがあり、「全国的な移動」、そして日常生活上の移動範囲での「交通権・移動の自由」を保障してほしいから。

また、自動車交通に依存する交通体系だと同じ物・人を運ぶにも多くのエネルギーが要るため、国内経済が為替や原油価格・国際的紛争等の国際情勢に影響され易くなる。平成20年(2008年)の原油価格の高騰や乱高下のように。そんな影響を最小限にし、エネルギー面からも国家安全保障を確保してほしい

と。

また、鉄道の価値を輸送量や採算性ばかりで狭く見るような考え方や会計も見直さないといけないといつも思います。私が考え切れるのはこの程度ですが、少しでも気仙沼・大船渡線をはじめ、鉄道の再興につながってほしい

西日本から様、再びコメントを頂きまして有難うございました

 私もこのブログを始めてから、貴方様と同じ考えに至れた部分が沢山ありました。特に交通政策の在り方については、車社会に頼るのみでは絶対に地方は駄目になると確信している次第です。

 先日、祖父宅にて気仙沼線の話をしました。その際に話題となったのが、気仙沼から仙台の病院へ年に2・3度通院しているという祖母の友人の話でした。その方は確かに普段は夫や息子の車で移動されるのですが、仙台へ行く時は公共交通機関を利用されるとの事でした。「昔は気仙沼線で負担無く行けたのに、今はバスしかない。やはり鉄道が恋しいし、将来鉄道が無いせいで今の私のような想いはさせたくない。」と語っていたそうです。このような話を聞くと、『やはり鉄路しかないのではないか?』と私なんかは本気で思ってしまいます。高齢化社会を迎える今だからこそ、高齢者に最も負担をかけない鉄道が必要とされるのではないでしょうか?高齢者が車のみに頼る社会を創らない為にも、必要な事だと私も考えております。

 もちろん鉄路復旧に当たっては地理的な要素や、採算性の問題について議論する必要はあるでしょう。しかしながら『採算性だけ』で物事を片付けるのは、余りにも愚か過ぎると私も思っております。只見線や、鉄路復旧を断念した大船渡線、西日本で言う三江線も全てそうです。議論の主体は採算性ばかりで、それ以外の要素は二の次三の次になってしまっている。こんなんでは正直、馬鹿すぎて話しになりません。お金は確かに大切ですが、それだけに捉われているようでは終わりです。『何故、地元が鉄路を必要としているのか』、『鉄路が無くなると、この地域にはどんな悪影響があるのか』、『そもそも鉄路の存在が、一体地元にどんな恩恵を与えていたのか』等。挙げていけば霧はありませんが、こういった事全てが採算性問題と同じ土俵にて議論されなければならないと私は考えています。っていうかそれが、本来の姿だと私は思います。それを無視して「どうせ誰も乗らないんだろwww」とか「廃線乙」なんて言われると、本当に腹が立ってしょうがありません。そして国の連中もこんな安直な考えを持つ奴等ばかりなんだなと思うと、とても残念に思えてきます。そんなのにこの国の将来を任せるのかと思うと、正直憂鬱です。

 話しがそれ、申し訳ありません。私も西日本から様と同じく微々な事しか出来ませんが、最後まで希望だけは捨てずに出来る事をしたいと思っております。

 有難うございました。

 PS・私は大阪より西へ行った事は無いのですが、何か問題が起こる前に芸備線や三江線沿線を訪れようかと思います。同じく、時刻表でその地域を生まれて初めて知った者として・・・

  • saiwaityouandkawabata
  • 2016/01/19(Tue.)

復興に向けて

長文失礼します。

私自身、気仙沼線を使う人間ではないですが気仙沼線が復興して欲しいという気持ちのもと書き込みさせていただきます。

管理人さんや気仙沼線沿線の方々の気持ちを無視した発言に見える部分もあるかもしれませんが復興を願う気持ちは一緒ということだけはわかっていただければと思います。

南三陸の方々は「鉄路復旧を求める集会」を開くなど、鉄路を残そうと頑張っておられるかと思います。
しかし、JR東日本は国の支援を得られないので復興断念を提言しているのです。
求める集会など後手を踏んでいるとしか思えません。

復興をしなければ沿線が消滅してしまうというならば、県・市・市民が何度でも公私問わずJR東日本本社へ赴き鉄道を復帰させてくれと訴えるしかないと思います。
これをしなければ市民は諦めていると他地域の人に感じられてしまうのではないでしょうか。

そして、ある程度JR東日本が金は出すと言っているので、鉄路を残す目的を第一として、現状維持でも良いので復興してくれというのが現実的ではないでしょうか。
(今現在、JRが鉄路を復帰させる気持ちがあるかどうかはわかりませんが・・・)

また、国が黒字会社には支援しないと言っている根拠の鉄道軌道整備法では明確に黒字会社とは明記されていないので裁判所に訴える等もできたのではないでしょうか。

失礼ながら他の地域に住んでいる私から見ると市民は若干諦めているように感じられます。

でも以前乗った気仙沼線の景色は素晴らしいものでした。
未来にもぜひ残していってほしいです。
絶対に諦めないで欲しいです。

サンラータンメン様、コメント有難うございました

 鉄路復旧への住民意志については、全国紙だけで見るとサンラータンメン様のような印象を受け取る可能性があると私も感じておりました。しかし実情とは正直、差があるように私は思っております。特に慰安婦問題で失態をおかした某紙の記事は、私にとってBRTへの誘導を誘っているかのようで腹立たしい限りでした。この件を通して、二度と信用しない最低な新聞社として私の中では刻まれた次第です。最も実情に近い新聞としては河北新報が良いかと思いますので、よろしければインターネット等を通じてご覧頂ければ嬉しく思っております。
 
 しかしながら「只見線のように盛り上がっているのか」と問われると、それは残念ながら否定せざる得ない状況にあると考えています。何故ならBRTの方が鉄道よりも便利になったと感じている利用者が存在しているからです。私は長距離利用が主流のためBRTで便が良くなったと感じた事は一度もありませんが、短距離に限って言えば運転本数は昔の2~3倍に増える形となりました。鉄道に戻せば当然、本数は昔と同数へと減ります。そうなれば今恩恵を受けている人達は当然、鉄路復旧には消極的になるでしょう。これが鉄路復旧に対する世論の盛り上がりを削ぐ大きな要因の一つになっていると、私は強く感じております。
 もちろん、BRTは鉄道と違って減便が簡単です。ですが「今さえ良ければ、それでいいんだ」と考える人達は、世の中に沢山います。復旧の決まった山田線でさえ、「BRTにすればJRのままだから、運賃は安くすんだのに・・・」と不満の声を出す人がいらっしゃる。それが事実なのです。そしてこのような考えを持った人々に鉄路の必要性を説いていく事とは、本当に難しいとブログを始めてから痛感した次第でありました。
 
 さて沿線の消滅についてですが・・・、私は本気で志津川は駄目になると思っています。それはブログで指摘した通りです。そしてこの事は既に、志津川(南三陸町)にも手紙で出しました。ですが、町民でも無い私が出来るのは残念ながらここまでです。私が町民ならば、おそらく役場へと押掛けていたでしょう。町内に親戚が居れば、相談もしていたと思います。ですが気仙沼と違い、志津川には私は縁がありません。もちろん「気仙沼が態度を保留しているのに、早々に受け入れを表明するとはどういうつもりだ!」と抗議はしましたが、逆に言えばよそ者である私にはこれ位しか出来ませんでした。本当に・・・、残念でなりません。

 鉄路の復旧について、私は気付いた事があります。もちろん、復旧に当たっては世論の盛り上がりが必要でしょう。ですが最も大切なのは『お上の判断』である事が、この一連を通して私が気付いた事です。世論とはあくまでも、その判断材料に過ぎません。例えば去年の安保法案ではどこのメディアも国民の半数以上が時期早々と言っていたのに、可決される結果となりました。結局我々がいくら意見を主張したとしても、『お上の判断』に沿わないのならば参考程度に留められる程度なのでしょう。気仙沼線もこれに同じく、「400億も赤字路線に出せるか!!」の一言でこうなっているんだと強く感じています。こうして震災直後から相談し国会でも取り上げられた民意は、参考程度としてバッサリと切り捨てられました。気仙沼線以上に世論が盛り上がっている只見線の復旧が全く進んでいない事実が、その体制の証明になっていると私は思っています。JRは400億が何とかならない限り、絶対に鉄路で復旧しません。岩泉線の先例から、それは誰もが知っています。「国は被災路線を見捨てたいんだな」と解釈せざる得ない、それが今の状況です。

 そのつもりならば、鉄路復旧は国を無視した形で考える必要があります。『お上』が民意に背くならば、それを前提に思案するしかないでしょう。その方法の一つとして、私も裁判という話はアリなのではないかと考えております。もちろん現状復旧による第三セクター移管でも良いですし、上下分離式による鉄路復旧の模索もあるでしょう。ですがそれらは全て、自治体という行政の力を借りない限り実現する事は出来ません。故に私は、志津川の態度には本当に呆れてしまいました。今ではなく未来を見なければならない行政側がこんな態度では、話にならないのです。例え町民の半数以上が鉄路が望ましいと言っても、行政が「BRTで良いって言ってる奴も居るから、どうでもいい」と思えば終わりです。だから私は、そんな自治体は滅んでいくしかないと思った訳です。民意を無視して、未来も考えず、物臭に鉄路への道を模索しようともしない。残念ですが、こんな自治体は終わりです。そしてこれは行政側の意識改革がなされない限り、きっと変わる事はないのでしょう。ここまでくれば最早、よそ者である私にはどうしようも無い事です。この先、どうなっていくのでしょうね。

 今、気仙沼市とJRが最後の協議に入っています。只の利用者である私は、ここでの結果を待つしかありません。どっかの町と違い、鉄路の必要性がよく分っている自治体です。鉄路が絶望的な中で、それでもBRT本復旧にストップをかけた自治体です。今後も同市を支え、気仙沼線の未来を考えていきたいと思っています。

長くなりました、有難うございました。

  • saiwaityouandkawabata
  • 2016/02/15(Mon.)

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